■ ご依頼内容

既設のFF式石油ストーブが老朽化し、着火不良が増えてきたため、新しい灯油FFストーブへ交換したいとのご依頼をいただきました。

■ 施工前の状況

 

室内には旧型のFF式ストーブが設置されており、排気筒は壁を貫通し屋外へ接続されていました。
見た目はしっかりしているようでも、年数が経つと電子部品や燃焼系が弱くなるため、安全性の面からも入替をおすすめする状態でした。

■ 施工の流れ

① 既設ストーブの取り外し

室内側の本体を慎重に取り外し、排気筒を壁から撤去します。
壁内の断熱材・防水シートを傷めないように丁寧に作業します。

② 室内・屋外排気口の撤去

今回は既存の開口がそのまま使用できるため、追加の穴あけ工事は不要でした。

③ 新しい排気トップの取付（外壁側）

新しいストーブに合う排気トップを外壁側へ取付。
雨水が入らないよう防水処理を確実に行い、気密性も高い状態に調整します。

④ 室内側の排気口・接続部材の設置

室内側には専用ジョイントを取り付け、ストーブ本体との排気・給気ラインを確実に接続します。
位置・高さを微調整し、吸排気に漏れがないよう固定。

⑤ 新しいFF式ストーブの設置・動作確認

本体を水平に設置し、排気管を接続後、試運転を実施。
正常着火・温風の立ち上がり・排気状態・異音有無を確認し、作業完了となります。

■ 施工後

新しいFF式ストーブは燃焼効率が高く、室内の空気を汚さないため、冬場の暖房をより安心してお使いいただけます。
デザインも現代的で、お部屋の雰囲気がすっきりしました。

■ 工事時間

約1.5〜2時間
（既存開口再利用のため、短時間で完了）

■ 担当者コメント

今回のように、FF式石油ストーブは必ず「排気・給気の安全工事」が必要です。
本体だけ交換すればよいのではなく、排気トップや室内側の接続部も合わせて交換することで安全性が保たれます。

古いストーブは、

• 着火不良

• 排気の逆流

• 燃焼効率低下
  が起こりやすく、早めの交換がおすすめです。

■ お客様の声

「以前のストーブより暖まりが早くて驚きました。
排気口の見た目も新しくなり、安心して使えて良かったです。」

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